本屋の参考書コーナーに行くと、よく見かける光景があります。保護者の方が「この問題集どうかな」「これよさそうじゃない?」とお子さんや一緒に来た方と相談しながら選んでいる場面です。
毎回「それより断然こっちですよ」と教えたくなるのですが、見ず知らずの人に声をかけるわけにもいかず、いつもやきもきしています。
だからここで書きます。青山ゼミナールで実際に使っている問題集の話です。
今回紹介する問題集
解説がわかりやすすぎる問題集 中1英語|学研プラス|1,485円(税込)|ISBN:978-4-05-306158-4
解説がわかりやすすぎる問題集 中1数学|学研プラス|1,485円(税込)|ISBN:978-4-05-306159-1
どんな子に向いているか
学研の「解説がわかりやすすぎる問題集」は、学校の授業がよくわからない・ノートが取れていない・定期テストで点が取れないという子にぴったりです。
超基礎レベルから定期テストレベルまでの問題を掲載しています。これだけで定期テストで高得点を取るのは難しいですが、この問題集を完璧にすれば、ある程度の点数は取れるようになります。
最大の特徴は「解答解説」
この問題集の一番の特徴は、別冊の解答解説にあります。
多くの問題集は「答え→解説」の順番で書いてありますが、この問題集は問題集と同じ紙面の見た目で答えが書いてあります。どこに何が書いてあるかが一目でわかるので、勉強が苦手な子でも答え合わせがしやすいです。
さらに解説がすべて手書き風の文字で書かれているので、堅苦しくなく読みやすい。学校や塾の授業では時間の関係で省いてしまうような細かい説明が、1問1問すべてに書かれています。自主勉強用のワークとして非常に優れています。
塾での使い方
青山ゼミナールでは、数学・英語が苦手でどうにもならない状態の子に対して、別途購入してもらい自主勉強用に使ってもらっています。
この解説のレベルであれば勉強が苦手な子でも読みやすく、「解説を読む」という作業に慣れることが、将来の家庭学習の習慣にもつながります。
欠点も正直に
① 問題演習量が少なめ
解説が丁寧な分、問題数は少なめです。勉強が苦手な子は、数字や単語が変わるだけで解けなくなることが多いです。このワークだけでは演習量が足りないので、別の問題集やプリントで補う必要があります。
② 英語は単語力がある程度必要
英語は文法の解説としては素晴らしいですが、英単語はある程度わかっている前提で進みます。英単語が全然覚えられていない子は、このワークに取り組んでも結局わからないまま終わってしまう可能性があります。英単語は別途しっかり覚えてから取り組む方がいいです。
③ まだ中1の数学・英語しかない
2025年に発刊されたばかりの新しい問題集です。現時点では中1の数学と英語しかありません。他の学年・他の教科も発売されれば、勉強が苦手な子の自主勉強として網羅的に使えるようになります。今後のラインナップに期待しています。
勉強が苦手で何から始めればいいかわからないという方は、まずこの1冊から試してみてください。問題集と並行して塾で使い方を教えてもらうと、さらに効果が上がります。気になる方はまず体験授業からどうぞ。
あわせて読みたい
→ 塾に行くだけでは、成績は上がらない。
→ 「勉強したのに点が取れない」本当の理由は、答え合わせにあった。

