【市販問題集レビュー】中1から使える英単語帳。「中学版システム英単語」|中学英語

本屋の参考書コーナーに行くと、英単語帳だけでも種類が多くて選びにくいです。青山ゼミナールで実際に中学生全員に渡している英単語帳を紹介します。

今回紹介する単語帳

  • 中学版 システム英単語<改訂版>|駿台文庫|1,760円(税込)|ISBN:978-4-7961-1153-9


この単語帳の特徴

全体が4つのステップに分かれており、ステップ1が中1レベル・ステップ2が中2〜3レベル・ステップ3が高校入試レベル・ステップ4が高校英語導入レベルと構成されています。

ターゲット1900などの受験用単語帳は学年ごとに分かれていないため、中1から使わせようとすると最初から難しい単語が出てきてしまう場合があります。システム英単語は中1から無理なく使い始められるのが大きな特徴です。

もう一つの特徴が、単語だけでなく文の中で覚えられる点です。たとえば「we」と「friend」であれば「We are good friends.」という例文が出てきます。「we」の後にはbe動詞の「are」が来る・複数だから「friends」と複数形にする、といった文法の知識と一緒に覚えることができます。


塾での使い方

青山ゼミナールでは中学生全員にこの単語帳を渡しています。夏期講習・冬期講習などの長期休みを利用して単語を覚えるよう指示しています。

赤シートを使って覚えてもらうのが基本ですが、ただ覚えるだけでなく小テストの範囲を決めて繰り返し実施します。同じ単語に触れる回数が増えるよう、何度も何度もテストするようにしています。赤シートでは覚えられない生徒には、別途書いて覚えるプリントを渡すこともあります。

学年ごとに分かれている特性を活かして、中1は中1範囲・中2は中2範囲・中3は全範囲というように使い分けています。中3の夏以降は受験勉強が本格化するので、どんどんテストを回していきます。兵庫県の公立高校入試は長文読解がメインなので、まず意味を入れることを重視しています。意味だけであれば高速で回せるので、最終的に5〜10周以上できる計算です。

生徒のレベルに合わせて3段階の使い方ができます。英語が苦手な生徒にはまず意味を覚えさせる、ある程度できる生徒にはスペルまで覚えさせる、さらに余裕のある生徒には文の形で覚えさせる、という使い分けができます。


欠点も正直に

カタカナで意味が通じるような名詞がたくさん載っているのが少し気になります。「トマト」「メニュー」「ペット」など、意味は見ればわかるものです。しかも英語の記述問題でこういった単語が出題されることはほぼありません。そういった単語を削って全体の数を減らすか、別枠で扱ってくれるとより使いやすくなるかもしれません。


気になる方はまず体験授業からどうぞ。小テストも体験できます。

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