多くの中学3年生が部活が終わり、いよいよ受験勉強が本格化する時期です。ただ「何から始めればいいかわからない」という中学3年生は多いです。優先順位を間違えると夏休みを無駄にしてしまいます。
前回までの記事:
→ 夏休み、塾に行かずに過ごすとどうなる?
→ 塾なしで夏休みを立て直す方法|小学生編
→ 塾なしで夏休みを立て直す方法|中学1・2年生編
教科別の優先順位
① 英語(最優先)
時間がかかる教科から始めてください。英語の長文読解は一朝一夕で身につくものではないので、今すぐ始めるべきです。
ただし長文に取り組む前に、単語が頭に入っていない人は今すぐ単語を覚えることが先決です。教科書の単語は物語を成立させるための固有名詞が多いのであまりおすすめしません。市販の単語帳か、兵庫県であれば「はば単」の英単語集を使って覚えてください。
単語が入っている人はどんどん長文に取り組んでください。長文には読み方のテクニックがあります。日本語への訳し方・問題文と本文を読む順番・本文を読みながらどのタイミングで問題を解くかなど。これらはやり方を覚えるだけでなく、何度も長文に取り組むことで時間をかけて身につくものです。
兵庫県の公立入試は制限時間に対して読まなければいけない長文の数が多いです。スピーディーに正確に読む力も必要で、これも時間がかかります。1日も早く長文に触れ始めてください。
② 国語(古文・漢文)
中学の国語の授業では古文・漢文を扱っても、単語や文法を体系的に教えてくれません。だから雰囲気で解くことになり、正答率がまちまちになりやすいです。
英語のように分厚い文法書を買う必要はありませんが、古文・漢文によく出てくる汎用的な単語や文法は覚えておく必要があります。問題集を1冊買って取り組んでおきましょう。
兵庫県の公立入試は資料読解と小説の問題が比較的取りやすい内容です。夏休みのうちにネックとなる古文と漢文を仕上げておけば、2学期以降は説明文の読み取り技術に集中できます。
③ 社会
社会は覚えることが非常に多い教科です。中3の現時点で歴史の授業が終わったかまもなく終わるころだと思います。2学期に入ると公民の授業が始まりますが、公民はこれまで2年半かけて教科書2冊をやってきたのとは違い、数ヶ月で1冊を仕上げなければなりません。
そのため2学期以降は社会の勉強が公民メインになってしまいます。だからこそ夏休みのうちに歴史・地理の一問一答を仕上げておくことが大切です。一問一答が終わったら、年表・地図・グラフなど入試に出る形式の問題にも慣れておくと2学期以降が楽になります。
④ 数学
中3の2学期以降に二次関数と図形の相似という、公立入試にほぼ100%出題される2つの単元を習います。それまでに方程式・一次関数・図形・データなど、これまで習った内容の苦手をなくしておきたいです。
ただし数学がそこまで苦手でなければ、上の3教科ほど時間を割く必要はないかもしれません。公立入試の出題傾向はある程度決まっているので、2学期以降から本格的に取り組んでも十分間に合わせられます。
⑤ 理科(最も優先順位が低い)
理科も勉強しなくていいわけではありませんが、2学期以降に習う内容が入試に必ず出るとは限りません。まず全体的に忘れているところがないか確認しておく程度でいいです。余裕があれば化学を重点的に取り組んでおくと効率がいいです。化学は3年間の内容がつながっており、入試にもほぼ毎年出題されます。
時間の使い方・教材・保護者サポートについては次の記事で詳しく書きます。
受験生の夏休みは本当に大切な時期です。ただ一人でこれだけの教科を優先順位をつけて管理しながら勉強し続けるのは、簡単ではありません。青山ゼミナールでは夏期講習で復習と予習の両方を進めています。まだ間に合います。気になる方はお早めにご相談ください。
あわせて読みたい
→ 兵庫県の公立高校入試|内申点は中3の2学期末で決まる
→ 塾なしで夏休みを立て直す方法|中学1・2年生編

