前回の小学生編に続いて、今回は中学1・2年生向けにお伝えします。基本的な考え方は小学生と同じですが、中学生は教科の優先順位が少し変わってきます。
前回の記事:
→ 夏休み、塾に行かずに過ごすとどうなる?
→ 塾なしで夏休みを立て直す方法|小学生編
教科の優先順位
最優先:数学と英語
この2教科は前の学年の内容が土台になって積み上がっていく教科です。中1の内容がわからなければ中2はわからない、中2がわからなければ中3もわからない。そして数学と英語は高校でも続きます。
「自分は文系だから」と思っていても、高校では数学を最初だけは必ずやらなければなりません。そしてその高校数学の土台は中学数学です。英語も同様で、英文法の基礎は実は中学校でほぼ完結しています。高校では中学で習ったことをより深く・細かく・難しくしていくだけです。
つまり中学生のうちに数学・英語が苦手になってしまうと、高校も含めて6年間苦しむことになります。夏休みのうちに1学期までの苦手をつぶしておくことが最優先です。
次に優先:理科・社会の暗記
中2になると中1の範囲も含めて覚え直す必要が出てきます。その時間を確保できるのは夏休みだけと言っても過言ではありません。一問一答でいいので、基礎だけ完璧にしておくと2学期が楽になります。
余裕があれば:国語
国語の読解力は一朝一夕には身につきません。毎日文章問題を1問解く程度で十分です。余裕があれば取り組む、という位置づけでいいです。
時間の使い方
部活がない人は午前中に勉強してください。
運動部は午前中に部活があることが多いので、帰宅後に切り替えます。お昼ご飯を食べて少し休憩してから始めるで構いません。ただ「少し休憩」の時間をしっかり決めてください。満足するまでスマホやゲームをしていると、気づけば夜になっていたということになりがちです。「15時になったら始める」のように時間を決めることが大切です。この暑さの中で午前中に部活をすれば疲れて当然なので、休憩自体は問題ありません。
勉強は分量で決める方が効果的です。「1日何時間」と決めると中身が薄くなりがちです。たとえば「数学ワーク8ページ・英単語50個・理科の一問一答1単元」のように毎日やる量を決めて取り組む方が身につきます。
使える教材
夏休みの宿題として出ている学校のワークを有効活用してください。宿題はどうしても「終わらせること」が目的になりがちですが、学校の先生はこれまでの復習や9月の実力テストに向けて使えるワークを選んでいます。ただ終わらせるだけでなく、ちゃんと勉強として使う方が断然得です。
市販の問題集ももちろん有効的です。一方で中学生レベルになるとAIで作ったプリントだけでは演習量は確保できてもレベルが足りないことがあります。ネットで公開されている質の良いプリントを活用するのはありです。
保護者ができるサポート
① スマホを物理的に遠ざける
中学生はさらにスマホ管理を徹底する必要があります。部屋にスマホを持ち込んで勉強しているようではうまくいかない場合がほとんどです。勉強するときはスマホを預かる・勉強中はスマホをリビングに置いてから部屋に行く、という形で物理的に遠ざけることが大切です。
② 勉強の中身を確認する
やったプリントやワークを確認して、理解できているかを見てください。保護者が中学生レベルの内容を小テストするのは難しいかもしれませんが、英単語や漢字など基礎的な暗記の確認であれば十分できます。答えを写していないかのチェックも忘れずに。
これだけのことを仕事しながら毎日管理するのは大変です。教科の優先順位を決めて、分量を設定して、毎日確認して、小テストをする。塾ではこれをすべて管理します。気になる方はまず体験授業からどうぞ。
次回は、中学3年生が塾に行かずに自分でできる夏休みの勉強法、公立高校入試から逆算する教科別優先順位について書きます。
次の記事:
→ 兵庫県公立入試から逆算する|中3が夏休みにやるべき教科別優先順位
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→ 塾なしで夏休みを立て直す方法|小学生編

