塾なしで夏休みを立て直す方法|小学生編

前回の記事では、夏休みの過ごし方が2学期に直結するという話をしました。今回は具体的に「何をすればいいか」を小学生向けにお伝えします。

前回の記事:
夏休み、塾に行かずに過ごすとどうなる?


教科の優先順位

小学生の夏休みは、国語と算数を最優先にしてください。

理科・社会は中学の勉強とつながってはいますが、直結度は低く、よっぽど勉強する気がある子でなければ後回しで構いません。一方、国語と算数は小学校→中学→高校→大学入試とずっとつながっていく教科です。ここだけは絶対にやっておくべきです。

算数はまず計算を完璧にすることから始めます。四則計算・小数・分数の計算でつまずくようでは計算力が足りていません。100問中99問は計算ミスをしない状態まで持っていく。それができれば算数が得意になれます。計算が安定したら文章題にも取り組んでください。近年は算数でも文章問題が重視されています。

国語はまず文章を読むことに慣れることが大切です。最近は本を読まない子が多いので、文章自体に触れる機会を増やすだけでも違います。余裕があれば指示語・接続語といった読み取りの技術も夏休み中に身につけておくとなおよいです。


時間の使い方

勉強は午前中にやってください。

昼から急に予定が入ることはよくあります。午前中に遊んでしまうと、その後勉強する気が起きないまま1日が終わる可能性が高いです。

「1日何時間」と決めると、その時間さえこなせばいいという中身の薄い勉強になりがちです。分量で決める方が効果的です。たとえば「計算ワーク5ページ・国語の文章題2問・漢字練習1ページ」のように、毎日やる量を決めて取り組む方が身につきます。


使える教材

市販の問題集は出来が良いものが多いです。ただ本屋に行くと種類が多すぎて選びにくい。どれを選べばいいかわからない場合はネットで調べるのも十分ありです。

最近は算数・国語の質の良い無料プリントがたくさんネットで公開されています。それをコピーして印刷するだけでも十分勉強になります。余裕があればAIを使って子どもの実力に合ったプリントを作ることも可能です。AIは日々進化しており、少し使い方を覚えれば計算プリントや漢字プリントを自作できます。


保護者ができるサポート

① 環境を整える

スマホやゲームは子ども自身に制限させるのはほぼ不可能です。保護者が管理する必要があります。とはいえ仕事があって難しい場合は、「1日分の勉強を終わらせたらゲームOK・終わらせなければ没収」というルールにすると抑止力になります。

② 勉強の中身を確認する

プリントをただこなして答えを写して終わり、では時間の無駄です。それならゲームをしている方がマシなくらいです。やったプリントをちゃんと見て、理解できているか確認してください。できれば口頭で簡単に小テストしてあげると、本当に身についているかがわかります。子ども任せにしていると、プリントを終わらせることが目的になってしまいます。


ここまで読んで「仕事しながらこれを全部やるのは大変」と感じた方も多いと思います。それは正直なところ、その通りです。

教材を選んで、分量を決めて、毎日確認して、小テストをする。これを仕事しながら毎日やり続けるのは簡単ではありません。だからこそ塾があります。青山ゼミナールでは、これらをすべて塾側で管理します。気になる方はまず体験授業からどうぞ。

次回は、中学1・2年生が塾に行かずに自分でできる夏休みの立て直し方について書きます。

次の記事:
塾なしで夏休みを立て直す方法|中学1・2年生編

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