展覧会に向けて作品を書いてきました|2026年 飛雲展 制作日記

2026.08.31

昨日、師匠の教室で展覧会に向けた作品制作の集まりがありました。師匠を含めて4人、昔からの仲間だけの小さな集まりです。作品を書くときは集中して、休憩中はお菓子を食べながら書道の話や雑談をのんびり。朝9時半から始めて、書き終わったのが15時頃、片付けまで終わったのが16時半頃でした。


どんな展覧会のための作品か

今回は私が所属している「飛雲会」の社中展に向けた作品です。一般公募の書道展は漢字作品が多く前衛書の数は限られますが、飛雲会の展覧会は9割が前衛書。よりアーティスティックな書道が楽しめる展覧会と言ってもいいかもしれません。


普段とは全然違うスケールで書く

普段の課題で使う紙は半紙か、大きくても半切の半分(70cm×35cm)程度です。それが今回は152cm×73cmの大きさの紙に、人の頭ほどのサイズの筆で書きます。体全体を使いながら、1枚1枚エネルギーと思いを込めて仕上げていきました。

考えすぎると体の動きが小さくなり、作品もこじんまりとしたものになってしまいます。だから書くときはあまり考えすぎず、下書きを頭の片隅に置きながら、どんな雰囲気の作品にしようかというイメージだけを持って筆を走らせました。


今回の作品テーマ

テーマは「筆遣い」。スケールの大きな、迫力のある筆遣いをすることを目標にしました。

前衛書というと如何に変わった作品を書くかが注目されがちですが、基本は漢字と変わりません。結局はいかに良い線を引けるか、良い造形を作れるかに尽きます。私はこれまで展覧会になると萎縮してしまい、比較的こじんまりした作品になることが多かったです。だから今回は事前に筆の動かし方を研究し、ダイナミックに筆を動かすことを意識しながら書きました。

題材は漢字の「魔」。展覧会での発表前なので詳しくは書けませんが、今回の制作で新しいものが見えた気がしています。


青山書道教室でも大きな作品に挑戦できます

今回の話は私が通っている師匠の教室での話ですが、青山書道教室でも前衛書の大きな作品を書くことができます。

いきなり大きな作品は不安という方も大丈夫。まずは半紙で練習して、慣れてきたら大きな作品に挑戦してもらえればと思います。

公募の書道展や飛雲会の社中展などは出品に特別な資格は必要ありません。出品したいと思ったらすぐに挑戦できます。道具は貸し出し可能なので、大きな筆も紙も持っていなくて問題ありません。紙は1枚ずつ使った分だけお支払いいただく形なので、まとめて買う必要もありません。

前衛書はハードルが高そうに感じるかもしれませんが、気軽に挑戦してほしいと思っています。テーマが思いつかない場合は一緒に考えましょう。

青山書道教室はこちら

あわせて読みたい
前衛書とは何か?普通の書道と何が違うのか
書道の魅力と、27年続けてきてよかった2つのこと

この記事を読んで気になった方へ