宿題を自分でできる子になってほしい。多くの保護者の方が思うことだと思います。ただ「やりなさい」と言うだけでは難しい場合もあります。学童で子どもたちを見てきた経験から、保護者ができることをいくつかお伝えします。
① 宿題までの流れを作ってあげる
帰ってきてすぐ宿題に取り組める子もいれば、何かワンクッションないと切り替えが難しい子もいます。大切なのは保護者のやりやすさではなく、その子自身が宿題まで自然に到達できる流れを作ってあげることです。
「帰ったら手を洗って、おやつを食べてから宿題」「10分だけ休憩したら始める」など、その子に合ったルーティンを見つけてみてください。
② 宿題をする環境を整える
宿題をする場所を決め、そこには勉強に関係するものだけを置くようにしましょう。その場所から動かなくても宿題が完結できる環境であれば、移動した先にある誘惑に気が向きにくくなります。
おもちゃやスマホが見える場所では、どうしても意識がそちらに向いてしまいます。環境を整えるだけで、集中しやすさが大きく変わります。
③ わからなかったときのサポートを準備する
自分でできるようにはしたいけれど、内容がわからなかったときに「もういいや」とならないための準備も大切です。
調べるための辞書を手の届く場所に置いておく、保護者がいるなら声をかけやすい場所にいるようにするなど、小さなサポートがあるだけで「わからないからやりたくない」という気持ちから抜け出しやすくなります。
④ その子のやる気が起きやすい条件を探す
ご褒美作戦はわかりやすい方法ですが、それがないと宿題ができないという状態になってしまう可能性もあるので、扱いが難しいところもあります。
それよりも、その子のやる気が起きやすい条件を探してみてください。環境が整っているとやれる子なのか、ルーティンがあるとやれる子なのか、誰かがそばにいるとやれる子なのか。その条件を日常の中に取り入れてあげることが、長く続くやる気につながると思います。
放課後コースでは、この4つが揃っています。宿題をする場所なので流れは自然とできているし、わからないときのサポートができる教材や人員の環境面も整っています。その子に合った声かけを考えながら関わるので、やる気アップにもつながっていきます。
ご家庭での環境づくりが難しい場合は、放課後コースを活用するのも一つの方法です。
宿題を自分でできるようになるには、時間がかかることもあります。その子のペースを見ながら、少しずつ整えていけると良いのではないでしょうか。
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