答えを写して宿題を出してくる子への対処法

2026.09.09

宿題を出してきたのに小テストの点数がやたら低い。そういう子は、答えを写してきている場合がほとんどです。正直に言います。


なぜ答えを写すのか

理由は主に2つです。

1つは「考えてもわからないから」。問題を見ても答えが思いつかない。考えるより答えを見た方が早い。これが主なパターンです。

もう1つは「時間がないから」。ワークの提出期限が迫っていると、特に難しい問題で手が止まったときに答えを写してしまいます。


写しているかどうかはすぐわかる

普段の授業での取り組みや小テストの点数から見て、この正答率はおかしいとすぐわかります。私でもわかるのですから、毎日見ている学校の先生にはさらに一目瞭然です。


答えを写すこと自体は悪ではない

ただ、答えを写すことが必ずしも悪いかというと、私はそうは思っていません。

5分10分考えても答えが出ないまま時間を使うより、少し考えて潔く答えを見て、その答えや解き方を覚え、自分で再現できるようにする。そういう勉強法でも構わないと思っています。これはワークを2〜3回繰り返す前提ではありますが、最初の1周目を自力でやるかどうかの違いだと捉えています。

理系の子は特に「自分で答えを出したい、答えに頼ったら負け」という気持ちになりがちです。考えることは大切ですが、学校の勉強は大学の研究ではありません。明確な答えのある勉強です。効率よくやり方を覚えていくことは、特に中学生の段階では十分アリだと思っています。


青山ゼミナールの対処法

青山ゼミナールでは宿題と連動した小テストを毎回実施しています。宿題の範囲で小テストを行い、しかも問題は宿題の類題を出すので、宿題を丸暗記しても意味がありません。

答えを写してきた子は小テストで点数が取れません。逆に小テストで点数が取れているなら、宿題の取り組み方は自由でいいと思っています。答えを先に見て覚える方が合っているなら、それでも構いません。

小テストの結果は保護者の方にも毎回お送りしているので、宿題をちゃんとやってきたかどうかは結果を見ればわかります。だからこそ、塾の宿題はしっかり取り組んでくる子が多いです。


保護者の方へ

答えを写してしまう原因は2つです。「考えるのがしんどい」か「ワークを進める時間が残っていない」か。

前者はすぐに改善するのは難しいですが、後者は日頃のコツコツした取り組みで改善できます。

保護者の方が難しい問題の解説をする必要はありません。「今日は何ページまで進んだ?」と確認して、進み具合を管理してあげるだけで全然違います。

最近は学校にワークや教科書を置いてくる生徒も多いです。塾から「持って帰ってきなさい」と言っても限界があるので、保護者の方と連携して「ワークは持ち帰って復習する」という習慣をつくっていければ、答えを写す機会は自然と減っていきます。


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